Student-Selected Seminarにて，理化学研究所生命機能科学研究センター　チームリーダー 宮﨑 牧人先生にご講演いただきました（11/1）

　令和６年11月1日（金），「Student-Selected Seminar」をハイブリッド形式で開催し，本プログラム履修者をはじめとする大学院学生，学士課程学生及び教職員計約70名が参加しました。
　今回は，細胞の動態や機能発現を担うアクトミオシンネットワークと細胞骨格の自己組織化メカニズムにおいて先駆的な研究を推進されている，理化学研究所生命機能科学研究センター チームリーダー 宮﨑 牧人先生を講師にお迎えしました。
　宮﨑先生は，細胞を構成しているパーツをバラバラに分解し，それらのパーツをもう一度組み合わせて再構築させる手法で，「分子から細胞がどのようにして出来上がっているのか」という謎の解明に挑まれています。講演では『再構成で紐解く細胞骨格機能の自己組織化メカニズム』と題し，最新の研究成果とともに，ご自身が研究を始めたきっかけや，大切にしている考え方についてお話ししました。
　参加学生からは「実験手法のアプローチが魅力的だった」と，実験手法の意外性や革新性に関心を高めた感想が多く聞かれました。
　講演会後の交流会では，参加学生が宮﨑先生に質問して闊達に意見を交わし，有意義な時間を過ごしました 。