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2025.01.10

活動報告

Student-Selected Seminarにて,大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科 教授 石井 優 先生にご講演いただきました(11/8)

 令和6年11月8日(金),「Student-Selected Seminar」をハイブリッド形式で開催し,本プログラム履修者をはじめとする大学院学生,学士課程学生及び教職員計約100名が参加しました。
 「Student-Selected Seminar」は,本プログラム履修者の企画提案により開催する第一線級の講師による講演会です。本学の指導のもと,プログラム履修者が,講師へのファーストコンタクトから当日の司会進行まで,提案・企画・検討・運営を行っています。
 今回は,世界的にも独自性を誇る「骨の中の生きたままでのイメージング系」を駆使し、免疫学とイメージングの融合で新たなライフサイエンス分野を切り拓いている大阪大学大学院医学系研究科/生命機能研究科 教授 石井 優先生を講師にお迎えしました。
 石井先生は,生体の様々な組織の実態解明には,「生きた細胞」を,「生きた組織」「生きた個体」の中で観察することが重要であるとの考えで先進的な研究を推進しています。講演では『生体イメージングによる免疫炎症動態の解明:新たな病原性細胞の発見』と題し,世界的にも独自の研究展開をしている考え方や研究手法,研究アプローチについてお話しされました。
 参加学生からは「生体イメージングによるアプローチだからこそ得られた,通常時と疾患時の生体反応の違いに驚いた」「イメージング技術を単一の研究テーマではなく,様々な臓器の機能解明に応用している点に研究の広がりを感じ,勉強になった」など,驚きと発見が多かったとの感想が聞かれました。
 講演会後の交流会では,参加学生が石井先生に質問して闊達に意見を交わし,有意義な時間を過ごしました。

講演を行う石井先生
交流会で石井先生に質問する学生

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