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2024.10.22

活動報告

連携先機関・株式会社アクトリー 代表取締役会長の水越 裕治氏にご講演いただきました(10/7)

 令和6年10月7日(月),ナノ精密医学・理工学卓越大学院プログラム特別講演会をハイブリッド形式で開催しました。特別講演会は,社会にイノベーションをもたらす博士人材を育成・輩出することを目指す本プログラムの一環として開催しており,実社会において,変革やイノベーションの創出,社会課題の解決に挑む第一線の外部講師をお招きし,理念や信念,その原動力などを学びとることを目的としています。今回の講演会は,本プログラム連携先機関である株式会社アクトリーの代表取締役会長 水越 裕治氏を講師に迎え,本プログラム履修者をはじめとする大学院学生,学士課程学生及び教職員計約130名が参加しました。
 株式会社アクトリーは産業廃棄物処理プラント分野で国内トップシェアを誇るリーディングカンパニーです。水越会長は産業廃棄物「ゴミ」を起点に世界の重要課題である環境問題を捉え,焼却炉・プラントの最先端の研究開発やゴミの有効活用のビジネスモデルの創出を牽引しています。
 講演では,『ゼロからの企業づくりとアクトリーの歩み』と題し,数々の課題や挑戦を乗り越えて企業の持続的な成長を実現してきた豊富な経験を基に,社会課題の解決につながる事業創出や企業戦略,経営において大切にしていることについて話がありました。
 その中で,参加学生の印象に強く残ったのは,「考えて止まるよりもまずは手を動かせ」という言葉でした。無の状態から非凡な発想で課題を解決し,夢を実現させた水越会長のように,情熱を持って行動し,夢を掴みたいという声が多く聞かれました。
 質疑応答では,「将来の成功のために,今できることはあるか?」という参加学生からの質問に対し,水越会長が「何よりも人との繋がりが大切。困ったときに助けてもらえるような人脈をつくってください。」と助言するなど,参加者にとって今後の修学に生かす有意義な時間となりました。

講演を行う水越会長
水越会長に質問する学生

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