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2023.06.09

学生の活動

履修者が,「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の支援を受け,レンヌ大学(フランス)で研究留学を実施しました。

 プログラム履修者が,レンヌ大学(フランス)で4か月の研究留学を実施しました。留学実施にあたり,履修者が,全国の学生の中から審査を突破し,「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~」に採用されました。
 研究留学を実施した履修者の体験を紹介します。

新学術創成研究科 ナノ生命科学専攻 博士後期課程2年 越前健介さん
 私は今回,「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の支援を受け,フランスのレンヌ大学に2022年11月から4か月間の研究留学に行ってきました。一人で海外に行くのは初めてだったので,この留学はこれまでの私の人生で最も大きな挑戦の一つでした。
 私の専門分野は高分子合成化学ですが,複雑分子の精密合成技術,合成した分子の物性評価技術,およびそれらに関する知識を修得するため,有機合成化学が専門のJeanne Crassous教授の下で研究活動を行いました。Crassous教授は,一流の学術雑誌で継続的に論文を発表しており,世界的な研究者の指導を受け,ハイレベルな環境で研究に打ち込むことができ,非常によい経験ができました。
 留学の序盤は,慣れない環境に戸惑い,英語でのコミュニケーションに苦戦しましたが,英語の勉強を習慣化し,積極的に話しかけることで,自分の思いをスムーズに伝えられるようになりました。研究活動でも,留学先の指導教員と英語で議論しながら効率的に進めることができました。研究室のメンバーとは,研究室以外でも親睦を深め,充実した日々を送ることができました。
 留学中には,ヨーロッパ各国を訪問することもでき,各国の特色を肌で感じることができたのも貴重な経験です。
 滞在はたったの4か月でしたが,たくさんの楽しい思い出や友達をつくることができ,帰国する時はとても寂しかったです。今回の経験をさらに深めながら今後の人生をより豊かにしたいと感じています。
 最後に,この留学を成功させるためにアドバイス,支援をいただいた全ての方々に感謝しています。

現地の研究室メンバーとは,研究室外でも親睦を深めました。

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